続編映画ベスト10

ワッシュさんの企画2010-11-01に今年も参加してみました。毎年ご苦労様です〜。

続編映画っていうことはシリーズの歴史から来る面白ってものがあるわけですよ。そこらへんを加味して選んでみました。


1.必殺! III 裏か表か
藤田まこと追悼とテレビシリーズのレギュラーがバタバタと死んでいくところ
2.ガンダムF91
逆シャア」を見にいけなかったので、これの公開を物凄く楽しみにした記憶に
3.サスペリアPART2
特例を利用させてもらいました。好きなんだよ
4.エル・ゾンビII 死霊復活祭
5.007 ワールド・イズ・ノット・イナフ
007で何だかんだで一番封切りを楽しみにした一本
6.ダーティハリー2
7.スパイダーマン2
地下鉄での「俺が相手だ」にはやられた
8.デモンズ3
実は面白いんですよ
9.プレデター2
理由はみなさんと同じ
10.ぼくら、20世紀の子供たち
「動くな、死ね、甦れ!」シリーズの三作目、2作目の「ひとりで生きる」で死んだ登場人物を男達の挽歌方式で復活させたと思ったら、3作目は何とノンフィクションだったという掟破りを評価してやってください

ヤクザとマカロニが入ってない〜

7月24日 ライムスター宇多丸のウィークエンドシャフル シネマハスラー

 前日、7月23日の番組イベントから帰ってきてわくわくしながら「ライムスター宇多丸のウィークエンドシャフル」を聴いてたわけですよ。(私の消費行動を支配している番組ですからね) 
 シネマハスラーは「私の優しくない先輩」私はアイドル映画は……な人なのでスルーしたたんですが、
 宇多丸が酷評とはいかないまでも、総合的に良くはないとハスったら監督の山本寛が炎上。
 面白いプロレスが見られるかな? と思ってブログを観に行った。奴さんの芸風はプロレスラーで例えるなら”悲しき鉄人”! セッド・ジニアスを思わせるものがある。
関わると「泥の中に手突っ込んだようなもんだ」(By ジャイアント馬場)いった感じだ。とんだ一杯食わせ物といったところか(プロレス的お約束)。
 そう思っていたら町山智浩ustreamがあって……。

バトル・オブ・リガ

 第一次大戦ロシア革命期のラトビア独立を舞台にした映画。
第一次大戦初期、主人公マルティンは戦争を帝政ロシアに独立を認めさせる機会と捉え、ロシア軍に従軍。マルティンは数年従軍した後、帝政崩壊後独立を果たしたラトビア、リガに帰還。そこではドイツ軍と白軍コサックが攻勢にでる機会をうかがっていた。英仏の支援も当てにならぬ中、ドイツ軍とコサックはリガを包囲した。 

 ロシア革命期のラトビア人部隊と言えばボリシェビキ側の切り札的イメージがある。でリガといえばエイゼンシュタインの故郷。そうなると期待は膨らむと言うもの。だが、実際はラトビアにとっての「正しい」独立戦争映画で困った。
 主人公のロシア軍従軍時代と(おそらく)ボリシェビキ共闘時代は恋人との「長きに渡る戦いで帰郷できません」で処理。ラトビア国内のボリシェビキもバルト・ドイツ人たちの存在も無視とかなり無理のある展開。
 ラトビア、ドイツ派遣軍、コサックの上層部も有名人なんだろうけど、勉強不足でちょっとぴんとこない。
 (ボリシェビキとの共闘時代、装甲列車に乗ったトロツキーと主人公が邂逅して、トロツキー:「やるな……」的展開があったら嬉しいじゃないですか)
 アクション・ゴアシーンも「プライベートライアン」以後の戦争映画としてみれば不十分。第二次大戦に比べりゃこんなもんですよと言われりゃしょうがないが。最終決戦前、整列した兵士達の上半身を横移動で撮るが、旧ソ連圏の映画とも思えない迫力の無さ。エイゼンシュタインも怒るぞ〜。
 あ、リガの町並みは綺麗でしたよ。

バトル・オブ・リガ [DVD]