［映画］大統領の理髪師

『私はスターリンのボディガードだった』以降、独裁者の側近にスポットをあてた映画が、一定の評価が受けている。この映画はもう一つ捻ってあって、理髪師の子供から視た韓国大統領官邸を描いている。
　また突然「シルミド」のパロディが始まり、笑い出したかったが、他のお客さんはクスリともしないでやんの、チェ。
　最後の大統領暗殺の流れが、どことなく『ブギーナイツ』っぽかったのも良かった。この下り韓国史に少しでも知識がないと解りにくいので、予習をお薦めする。まあ総合的には良くできた映画だと思いますよ。