映画的手法・表現とTRPGのテクニック:2 三角対決

 三組の勢力が一同に会して、派手に殺しあう。映画においては、古くは『続・夕陽のガンマン』に始まり、Zガンダムの最終回や、タランティーノとそのフォロワーにまで受け継がれている魅力的なシチュエーション。しかしTRPGで、よし、俺も「一丁、再現してやるぜ!」となると中々うまくいかないもの。理由を分析してみました。

  1. データ管理が面倒 (NPC×NPC×PC)だと、二勢力GMが操らなくてはならず、非常に面倒である。確かにサブマス使えば良いという案もあるが、映画でいうと、何台もカメラを使って色んなアングルで撮っておいて、しかも何回でも撮り直しをすればよい、というの同じくらい贅沢なことだと思う。また、位置関係の把握が面倒ですが、フロアマップとフィギュアで改善できる…ハズ。
  2. PLにしこりを残す(NPC×PC×PC)

 まあ、よくある話。『パラノイア』とか『バイオレンス』などギャグで流せるものでやりましょ。