実録!マーダー・ウォチャー

 実録!マーダー・ウォッチャー (2005summer issue) (洋泉社MOOK)こういう本を待っていたんだよ!と叫びだしたくなるくらい充実した本。
 アノ事件の詳細裏側について徹底追跡。特に目をひくのがアメリカのキルドーザー事件。自作戦車で町を破壊!というハードコアなことをやっている。
 何よりもこの本の素晴らしいところは、殺人を断罪しようとかいう気が全然ないところである。そういうところがあると金払って説教される筋合いないんだ、という気になってしまうからね。
 しかし巻末の広告での清水崇監督の言葉が商売人しててこれまた良い。