読んだ本

甲竜伝説ヴィルガストRPG

ブックオフにて入手。

ドキュメンタリーは嘘をつく

オウム(現アーレフ)を扱った『A』で名を上げた森達也氏のエッセイ、ドキュメンタリー論。 『A』を見もしないでアヤつけてきている「オウム問題で有名になった女性ジャーナリスト」がそんな奴だということはTRPGファンにとっては周知の事。

魔人竜生誕

魔人竜生誕ゲット。がんばれ創土社。

猿来たりなば

イギリスの片田舎で殺チンパンジー事件が起こった、という話し。コメディ色が強くて、バカミスのはしりという感じ、キャラクターが立っていたところが良かった。

『高い城・文学エッセイ』『天の声・枯草熱』

追悼作戦の一貫として読み始めよう。私がもっとも期待しているのは文学エッセイかな。 『虚数』や『完全なる真空』を書いたレムの素がみたい(もちろん完全な素だとは毛頭思っていない)。

ドラゴンランス 魂の戦争 序曲

の序曲 クォリネスティ・エルフの悪徳商人ガラティア(仮名)とネラーカ騎士団の悪党が密談をしていると 突然ギルサスが登場し (中略) ギルサス「ガラティア余の顔見忘れたか」 ガラティア「ひょ、評議長さま」→土下座 ギルサス「貴様らもエルフ、騎士なら…

幕府歩兵隊

幕末、幕府の虎の子として各地を転戦した歩兵隊について取り上げた本。 幕末硬直化した従来の武士の穴を埋める武装集団としては長州の奇兵隊や新撰組が注目されていたが、量的に最大のものである幕府歩兵隊についてリーズナブルな形で出版してくれたのはあり…

デス博士の島

ジーン・ウルフの短編集。どの作品も技巧が尽くされていてすばらしい。訳者の後書きで柳下氏が読書体験を巡った物語と解説されているが、それ以上に全作品(ボーナストラックを除く)の主人公である逍遙する異邦人像の組立がうまいと思った。 多様な解釈を許…

シグルイ風『大執政官の死』

ペリー・ローダンの新刊の粗筋 「大執政官の死」 直径百分の一メートルにも満たないエネルギー・ビームで人は死ぬのだ。 「狂った脳」 昨夜もどってきたのはアダクでは無い、もっとおぞましいなにかだ。 まじめな話しストーリーが動きだしてようございました…

カトロンの異人

この巻は結構動きがあったと思う。 前半はローダンがいつものはったりでナウパウム銀河をカトロンへの移住を梃子にヘルタモシュを中心に結集させた。http://psytoh.txt-nifty.com/news/2006/01/319_ecdb.html/さんでも云われてる通り結構外道。今に始まった…

ペリー・ローダンと国産TRPG

ペリー・ローダンを国産TRPGで再現しようという試みダブルクロス ステージ:第三勢力orモノクローム・ミュータント ローダンシリーズの大きな魅力の一つ超能力者をダブルクロスで再現する。第三勢力のミュータントは結構年なのがネックになる。遺伝子危機が…

悪魔の告白

チャールズ・マンソンの自伝形式のインタヴュー本。 基本的にダウナーな感じ

ディアスポラようやく読了

『ディアスポラ』をようやく読了した。2ヶ月近くかかったのは別に精読していたわけでなく、単に本の家内での座標が行方不明になっていたからである。 難解な本だったけどヴィジョンの壮大さは伝わってきた。そしてイーガンがスターリングの『スキズマトリク…

TRPG Gmaer vol.11

問題は巻頭の芝村氏と海法氏の対談だ。この対談の後半がT&Tをテーマとしている。そこでは芝村氏の独特な論理でT&Tの正しい?遊び方が紹介されている。 確かにT&Tでの戦術−例としてあげられている魔法使いを(接近)戦闘に参加させないで<これでもくらえ!>…

極北のインディアン (中公文庫)

文化人類学者の著者が1960年代はじめにカナダ東北部にすむヘヤーインディアンの野外調査の体験をしるした本。 ヘヤーインディアンの風習も面白かったが、なんといっても、インディアンとエスキモーの違いが非常に印象的だった。 言語の違いの他に エスキモー…

続ラスト・オブ・カンプフグルッペ

第二次世界大戦のマイナーな(そして大体悲惨な目に遭う)部隊にに焦点を当てた本の2冊目。 大日本絵画では『センチネル』や『雑想ノート』は別格として、『世界の駄ッ作機』と同じくらい好きな連載なので2冊目が無事でて非常に嬉しい。二シリーズともこん…

アクツァドシュの地獄

ローダン314巻、見開きの口絵のドロップキックのフォームが美しい。

スラムオンライン

ハヤカワが近頃力をいれているラノベ路線の一冊。オンライン格闘ゲーマーの主人公が、ゲームを通しつつ人格的に成長し、結構美人の彼女を手に入れる。といった筋立て。 クローム襲撃 (ハヤカワ文庫SF)収録の「ドッグファイト」とほぼ同じ道具立てながら対照…

ランクマーの二剣士

ファファード&グレイマウザーの第五作。いきなり借金取りの大群にかこまれるというクロちゃんのRPG千夜一話的というか、フォーチューン・クエスト的な状況から始まる。今回はヒロイックファンタジーだけでは無く、性的なファンタジーも大暴走。 獣耳萌え…

ゼロ時間の橋

ゼロ時間の橋―宇宙英雄ローダン・シリーズ〈313〉 (ハヤカワ文庫SF)放浪する脳二冊目。展開が凝っていて面白い。

ザッヘル=マゾッホの世界

侯爵に比べると影の薄いような気がするマゾッホの解説本。この本を読むまではオーストリア出身ということからゲルマン的な作家と思っていたが実はスラブな作家ということが分かった。 小太刀さんのおっしゃるとおり、スラブの伝承文学恐るべし。ポーランド礼…

アジアの岸辺

ディッシュの短編集、徹底的に黒くて良い感じ。

バルサスの要塞

の新装版をレッツプレイ! ……いけねえガンジーのかわし方忘れてるッ!!

アブストラクトなゆーわく

阿部和重のエッセイ集。旧友の元ヤンキー、現ニューハーフに説教される話しが一番面白い。

JOJO三部をFF及びソーサリーで再現する。

『七匹の大蛇』(アジア紀行)『盗賊都市』(エジプト内)『バルサスの要塞』(DIOの館)

三番目同士で似ているもの

ソーサリーの三巻目七匹の大蛇―ソーサリー〈03〉 (Adventure game novel―ソーサリー)と『JOJOの奇妙な冒険』の第三部は似ている。 異郷の道中記(『シャムタンティの丘を越えて』もだけど、ホル=ホーース=フランカーか?)と言うところと、新たな敵が属性…

実録!マーダー・ウォチャー

実録!マーダー・ウォッチャー (2005summer issue) (洋泉社MOOK)こういう本を待っていたんだよ!と叫びだしたくなるくらい充実した本。 アノ事件の詳細裏側について徹底追跡。特に目をひくのがアメリカのキルドーザー事件。自作戦車で町を破壊!というハード…

シンセミア

単行本でまとめて読もうと思っていたのがのびのびになってしまい、ほんとに今更という感じになってしまったが、面白い。 ホラーでもあり、コメディでもあり社会派ミステリーでもある。 中原昌也氏も言っていたが、後半の加速っぷりは確かに、B級映画っぽい。…

ローダンの格闘能力

とノパロールの地下霊廟―宇宙英雄ローダン・シリーズ〈312〉 (ハヤカワ文庫SF (1518))を纏め読み。 ローダン2との再戦をみて思ったのだが、今回ローダンはローダン2のヘルメットバイザーを殴って手首を痛めてしまうなど、打撃は下手だ。しかし、足をとって…

ディファレンス・エンジン

新しくできた古本屋でディファレンス・エンジンの文庫版上巻を発見、保護しておく。図書館でハードカヴァー版を読んでいるとはいえ、手元においておきたい。でも文庫版には付録の解説がついてないらしいんだよなあ。