続ラスト・オブ・カンプフグルッペ

 続ラスト・オブ・カンプフグルッペ第二次世界大戦のマイナーな(そして大体悲惨な目に遭う)部隊にに焦点を当てた本の2冊目。
 大日本絵画では『センチネル』や『雑想ノート』は別格として、『世界の駄ッ作機』と同じくらい好きな連載なので2冊目が無事でて非常に嬉しい。二シリーズともこんな部隊に配属されたら/こんな機体が回ってきたらかなわんという方向性ですね。
 なんてたって今回は表紙写真からして世にも珍しいヴァッフェントレーガー88mm対戦車自走砲ですぜ。その他ベルリンに、動きゃなんでもいい的発想で投入されたレアな車両が目白押し。
 一冊目と比べるとマイナー枢軸国部隊がほとんど無いのは残念だが、非常に充実した一冊。