機動戦士ZガンダムIII-星の鼓動は愛-

レイトショーで見てきた。
カミーユの二度目の地球行きがカットされた以外はおおむねテレビシリーズ通りに進み、そして誰も知らないラストシーンが待っていた。 
 テレビから数えて二十年、映画だけでも約一年、お祭りが終わったと感じた。
 全体的に艦船の大きさが分かるシーンが多くて良かった。艦船がらみではジュピトリスが沈むシーンが追加されてたのも、すっきりした(今まではZZ前夜祭のナレーションの一言ですまされてたので)。
 パラス・アテネの出番は増えてはいたが、フル装備の姿は拝めず残念。
 細かいところではガザCのカラーヴァリエーションやコロニーレーザー内で作業する旧型機(ジムⅡ)に涙。
 グワダンの乗組員の無能っぷりにも涙。ミネバの声にも涙、だがリアリズムからいくとあんなものかもしれない。 
 シロッコ撃破後、カミーユの様子をなかなか明らかにしないところが観客の心をわかっててニクイ。
 その後のある人物の隠し芸に一瞬唖然。
 
以下少々ネタバレ
 エンディングの地球圏を離れるグワンバンに『めぐりあいの宇宙』のラストにおけるグワジンのシーンを思い出した。

しかしシロッコあそこまでやっといて時代の立会人はないよな〜。