ゴーレム100トークショー

ゴーレム 100 (未来の文学)
 ご多分にもれず『虎よ、虎よ!』しか読んでないぬるい私ですが、三省堂でのトークショー滝本誠柳下毅一郎)に行ってきました。
 滝本誠氏がクロワッサンの創刊編集メンバーで、当時ニューファミリー向けだった同誌でディックの紹介記事とか書かれていたというのが若僧には驚き。
 喫茶店でディックやゲド戦記を読んでいたら逆ナンされる時代だったとも。『ディックをSFファンの手に取り戻せ!』運動でそういうこともなくなったので、柳下氏から「余計なことをしやがって!!」的な突込みが、客席の大森氏にとぶ。
 そのほか『ゴーレム100』の値段、当初はもっと安くで編集が営業をとめたとか。
 訳者の渡辺佐智江氏(45日で仕上げた!! スタンプはガンダムのロゴみたいで格好良い!!!)、若島正氏そして山形浩生氏(靴下がお洒落)の飛び入り参加もあり、机からはみ出す盛況ぶりでした。