ワールドコン(2)
まずファンジンアレイへ
ローダンサークルに行って昨日の夏季講座の補完の後
念願の
まるぺはっぴ
を手に入れたぞ! ワールドコン記念Tシャツもアラスカ四コマ本も嬉しかったけど、私の世代では殲滅服なみに伝説のアイテムだったので非常にうれしい。ありがとー!
お次は「外国から見たサイバーパンク」。この部屋の前の企画もサイバーパンク系だったので(パネラーは巽海孝之、桜坂洋、東浩紀)
入れ替わりが少なくて入れなかったらどうしようと思ったら結構ハケていやはや。
パネラーは小川隆、キャディガンとドイツの研究者のお二方。お客にはリアルタイム以来のヴェテランが半数ほど。
ドイツでは(ローダン以外の)SFファンダムが小さく、(『ニューロマンサー』当時)コンピュータもあんまり普及してなくて、サイバーパンクは運動として成功せず。何故か音楽では受けたそうな。
前記のことから不安になって、ドイツの方にかの地のシャドウランの人気について聞いたら「大人気だよ」と確認できて一安心。
キャディガン情報でスターリングは新作書いてるけど、忙しくてまだ出版されてない。
他にも”Skoop Country”の日本語版は半年後くらい?
次はテッド・チャン インタヴュー
通訳(菊池さん)も居ましたが、日本人に気を使って非常にゆっくり喋ってくださったのが印象的でした。
「自分はアメリカでは人気がない。こんなに人が集まってくれて感激!」ご謙遜を。
・クラリオン・ワークショップが転機だった
・新作は千年前のバビロンへタイムホールが開くという時間もの
・作品を書くときはテーマが半年くらい頭を離れないのでなければ、書くべきではない
という言葉は作品と照らし合わせると頷かされた。
終了後は即席サイン会&撮影会、私もサイン貰いました。
次は恐怖の共通項
パネラーは聖咲寄、清水崇、菊池秀行、石田一。
各氏のトラウマ話など。ビデオ版『呪怨』のシーンを紹介しようとしたら、トラブル発生、カクカクとコマ撮りみたいな感じになった。ちょっとしたホラー体験の中、清水監督の一言「僕、こういう風にとったんです」。
他にも清水語録として「ジェイソンみたいに俊雄も生きていた! という話を呪怨7あたりでやるかも」(斧もって追っかけてきそう)。「日本語版『呪怨』は続ける気があるけど、アメリカ版はやりたい人がいたらお任せする方向性で」
最後のどさくさで菊池秀行が清水監督に「ハリウッドの『呪怨』の監督料いくらだった?」 監督(苦笑)
タイムキーパーくらいしかお手伝いできなかったけど、実行委員会のみなさま楽しい大会をありがとうございました。