TRPG Gmaer vol.11

 問題は巻頭の芝村氏と海法氏の対談だ。この対談の後半がT&Tをテーマとしている。そこでは芝村氏の独特な論理でT&Tの正しい?遊び方が紹介されている。
 確かにT&Tでの戦術−例としてあげられている魔法使いを(接近)戦闘に参加させないで<これでもくらえ!>をうつ、というのには目から鱗だった。
 何が問題なのかというと、日本語版T&Tの展開についての不満がひしひしとつたわってくるところ。未収録部分で相当どぎついこといってるな。
 しかしまあ、RPGドラゴンでモンコレの制作マンガで「ダイスをふる意味が無くなる」のは嫌いといっていた安田氏(SNE)と

ダイスを振るときには勝負が決まっている

という芝村氏ではいかにも相性がわるい。
後、ソロ・アドベンチャーについて一言も触れられていないのは寂しいね。