2008-04-01から1ヶ月間の記事一覧

山の音

成瀬巳喜男作品。鎌倉に住む山村聡夫妻と息子の上原謙と原節子の夫婦。上原謙がよく出来た原節子に辛く当たるものだから、原節子と彼女を慰める山村聡の間にただならぬムードがただよってしまうんです。 一家には時々で戻ってくる娘がいて (お父さんは綺麗…

映画の頭脳破壊

中原昌也対談集。表紙がまたも「スキャナーズ」で、次作以降も続けて完全再現して欲しい。 「文学界」で読んでたハズなのに読み忘れてたり、単に忘れてたりするのが結構多かった。 読み忘れてたのが一発目の×蓮實 重彦での「硫黄島」二部作で、渡辺謙より断…

パレスチナ1948 NAKBA

去年のヴァーホーヴェンの「ブラックブック」のオチは第二次中東戦争(1956)なれど、この「パレスチナ1948 NAKBA」にスムーズに繋がる。 「ブラックブック」のヒロインがしばしの安寧を得たイスラエルのキブツ、そのキブツにあった瓦礫に対する疑念から話は…

NHK 実践ビジネス英語

ビニエットの主人公の名前が志賀洋で、どうもスカイライダー(筑波洋)に変身しそうな気がしてならない。

「実録 連合赤軍」

ようやく本編を見た。テアトル新宿のイベントも全部行ったし、シネマヴェーラの若松孝二特集も結構行って準備万端。 前半は坂口拓の演じる塩見の独壇場。なにか良くわからないけど御免なさい、といいたくなる迫力が素晴らしい。森恒夫を淀川で再スカウトする…

「実録 連合赤軍」vs「靖国」

エンタジャムeigahiho.com の若松孝二監督のインタヴィューより 当然、文化庁はこういう映画にはお金を出さない。文化庁当てにして、頭下げているようなやつらにいい作品が作れるわけがない。だから、皆さん映画観るとき、文化庁って書いてあったらつまんな…

絵巻水滸伝

孫安の顔グラだ!!(確かまだなかったよね?) 田虎、王慶編の主人公格の一人とも言うべき好漢を見ると、再開がますます楽しみになっていきた

ノーカントリー

バビエル・バルデム、顔芸でお笑いに転向しない? 最初の殺しと雑貨店の主人のコインのやり取りのあとの「どや顔」はもう二百点くらい。 雑貨店の主人の俳優もよくみつけてきた。「ブラッド・シンプル/ザ・スリラー」の探偵に結構似てる。 ジョッシュ・ブロ…

「靖国」上映館都内壊滅

俺から映画とTRPGの選択肢を奪う奴は冥王星軌道まで飛んでいけ! どんな文化状況だ!? と思っていたら、視聴条件を全く勘案していない「動画サイトで流せばいい」という意見を見て妙に納得。見られれば良い、で止まっていて映像の質を追求するまでには達し…