2009-01-01から1年間の記事一覧

エデンの西

フランス映画祭にて。コスタ・ガヴラス監督最新作。 ギリシャからのフランスへ密航しようとしたエリアス(男:平井堅を少し薄くしたようなギリシャ人)は航海の途中検挙を逃れるため地中海に身を投ずる。そしてヌーディストビーチに漂着、ここからイタリア南…

ミュータント

バイオハザード・ゾンビもの。低予算をアートな感じで誤魔化すのも限界があると思う。確かに綺麗な絵はあるんだけど、総合得点では……。『ゾンビ』の完全ダウンサイジング版なんだもんなあ。ヘリ=救急車で暴走族も出てくるけどトム・サビーニはいないしで。

伯爵夫人

16-17世紀の処女の生き血の風呂に入った、ハンガリー貴族バートリ・エルジェーベト伯爵夫人の伝記映画。 ホラーというより、今TVで流行ってる「教科書には載らない」歴史の真相を再現した作品。彼女と相思相愛だった伯爵を語り部としているので、基本的に残…

『マーターズ』

上映前にパスカル・ロジェ監督(アルジェント・ファン)と主演のマルジャーナ・アラウィ(足長!)を山口雄大、清水崇、井口昇が迎えつつ形のトークショーあり。ただし上映前なので内容にはふれられなかったのが残念。 小児虐待→平和な一家をショットガンで…

フランス映画祭 ホラーナイト

フランス映画祭のホラーナイトを見てきた

アライブ―生還者― 

アンデスの聖餐のドキュメンタリー映画。あくまで劇映画の『生きてこそ』もあったが(こっちの英題が”ALIVE”なので『たたり』なんかと同じでややこしい)、今回は生還者16名全員参加ということが特色となっている。 セルバンテス文化センターの特別先行試写…

コサ語 吸着音

すごいな

フランス映画祭 ホラー三作

フランスのホラー、特にスプラッタ方面盛り上がってきてるみたいですね http://unifrance.jp/festival/films/#horror01 コスタ・ガヴラスの作品もある意味ホラーの場合が多い(もし「Z」のギリシャ人や「告白」のユダヤ人になったと思ったらゾッとする)。今…

有名税の確定申告

村上春樹は有名税の確定申告してきたと思う。でも、かつて村上氏が「赤旗」以外全ての新聞拡販団を追い返した「僕漢字読めないの」のキレはないなあ。

チェンジリング

イーストウッドで誘拐物ときますと「ミスティック・リバー」を思い出しますわな。 造りかけのLAを舞台に、市警の徹底した腐敗を背景とし、アンジェリーナ・ジョリー演じるシングルマザーの子供の誘拐から物語ははじまる。誘拐された息子が発見されたかと思わ…

辺見庸

NHKの辺見庸のインタビュー番組、辺見庸が「地獄の黙示録」におけるカーツ大佐のような存在感を放っていた。

「群盗荒野を裂く」について急に思い出したこと

ダミアーノ監督作ということで「単なるマカロニウェスタンとは一線を画した作品となっている」と語られることも多い作品。自分も旧サイトにレビューを書いたっけ。 で、その主役の1人が黄金製の弾丸を使っていて、「あたりは柔らかいが傷はヒドイ」と語って…

サスペリア in ミラノコレクション(not 闘竜門)

BSのチャンネルを回していたら耳になじみのサスペリアのテーマが! 何かと思えばBS2のミラノコレクションの特集でフェンディのコレクションにかかっていたものだった。デザイナーのカール・ラガーフェルド氏、ジャロの犯人向きなんだけどなあ、出てくれ…

最前線

アテネ・フランセの『B級ノワール論−ハリウッド転換期の巨匠たち』出版記念上映会にて、アンソニー・マン監督。 アメコミ調の米兵のイラストによるOPを経た後、疲れきった様子の米兵達から話は始まる(ただし顔が汚れていないのは減点対象)。 朝鮮戦争中重…

北国の帝王

DVD化が決定されてた!!!

ぐうたらバンザイ!

もう派遣村叩きとかやっている最中にこの映画の放映すること自体が「鋭い社会批判となっている」(by水野さん)ですね。BS11もっとやれ。 1960年代後半のフランス農村地帯。妻に徹底してこき使われる男アレクサンドル。彼は人並み外れた怠け者だからたまらな…

ウディ・アレン、プラハで初のライブ

少し古い話だけど ウディ・アレン、プラハで初のライブ 写真4枚 国際ニュース:AFPBB News 娘のManzieちゃんとBachetちゃんは養子のよう。次回作のヒントになるかな?

ラリー・フリント 米アダルト業界重鎮2人 4600億円の財政支援要請 

米アダルト業界重鎮2人、4600億円の財政支援要請 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News というニュース。 この内一人、ラリー・フリントを私が知ったのは『ファビュラス・バーカー・ボーイズの地獄のアメリカ観光』だった(もう十年前の本か!!!)。 そっから…

派遣村とオーソン・ウェルズ

派遣村の報道を見て思ったこと。オーソン・ウェルズが本格的に売り出すようになったのが、失業対策の(失業者を団員等とする)劇団で、その後マーキュリー劇団で「火星人襲来」。最後はトランスファオーマーのユニクロン。よくよく星に縁のある人だ。 本人が…